「入院給付金」の意味や関連する保険、どんな時に使われるかを徹底解説!

入院給付金(にゅういんきゅうふきん)

予期しない病気や不意の事故によって入院することになった場合、その時に生じる費用をカバーする「入院給付金」と呼ばれるものがあります。これは医療保険の基本的な保障のひとつで、保険加入時に知っておきたい用語でもあります。今回はそんな「入院給付金」について解説していきます。

入院給付金の意味とは

「入院給付金」とは、治療目的で入院した場合に、入院した日数に応じて、保険会社から受け取ることができるお金のことを指します。治療目的で入院する場合に限るので、検査入院や治験などの治療を目的としない入院では支払われません。

入院給付金の種類

入院給付金の額は入院1日あたり5千円や1万円などと設定できます。また支払限度日数も60日や120日などと保険ごとに決まっています。また特定の特約も付加すれば、先進医療にかかる技術費や女性特有の病気での入院や手術費、「がん」「脳卒中」「急性心筋梗塞」の三大疾病にかかる費用もカバーすることができます。

入院給付金の文章・例文

例文1.入院給付金は、病気や事故によって入院した場合に支払われるお金である。
例文2.健康診断や人間ドック検査による入院は、入院給付金は支払われない。
例文3.入院給付金額は1日につき5千円もしくは1万円が一般的である。
例文4.入院給付金の支払限度日数は、60日としている人が多い。
例文5.入院給付金は、契約の責任開始日以降に発生した傷害や病気による入院を対象としている。
まずは、入院給付金が支払われる条件を確認しましょう。

入院給付金の会話例

  • 質問者アイコン

    医療保険の契約で、入院給付金の日額と支払限度日数について悩んでるんだけど...

  • 回答者アイコン

    日額5,000円の支払限度日数60日でいいんじゃない?厚生労働省によると平均入院日数29日だし。

  • 質問者アイコン

    なるほど。あと入院した時、できれば個室がいいんだよね。

  • 回答者アイコン

    じゃあ日額10,000円にした方がいいわね。

健康保険が適用されない治療だったり、食事代などの自己負担分を医療保険でカバーしたいのであれば、給付金額は高く設定しておいた方が良いでしょう。

入院給付金の利用事例

人間ドックで「要検査」の判定を受けたため、検査入院した場合
責任開始期以後に発病した「椎間板ヘルニア」により入院した場合

入院給付金の関連保険

関連保険には「医療保険」があります。

入院給付金の関連用語

関連用語には「手術給付金」「傷病手当金」「特約」が挙げられます。

入院給付金まとめ

医療費の自己負担3割、差額ベッド代、また入院中の食事代、日用品、衣類などの費用を合わせて、入院時の1日あたりの自己負担額の平均は19,835円です。しかし全てを入院給付金でカバーする必要はありません。なぜなら保障を大きくするほど、毎月の保険料も高くなり、家計を圧迫する可能性があるからです。医療保険は様々な種類があるため、どれが自身に合っているのか迷うかと思います。そんな時に、医療保険を選ぶポイントのひとつとして意識しておきたいのが今回解説した入院給付金となります。

 

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