「収入保障保険」の意味や関連する保険、どんな時に使われるかを徹底解説!

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収入保障保険(しゅうにゅうほしょうほけん)

言葉からして、万が一の事態に遭ってしまっても安心なのが「収入保障保険」ですよね。長い人生では、いつどんな事態が起こるか誰にも分からないので、この保険に入っていれば安心できます。でも、”収入保障”となっているが実際にはどのような中身なのか素人には分からないものです。そこで、どんな保険の中身や意味があるのか解説を始めさせて頂きます。

収入保障保険の意味とは

「収入保障保険」は、「生命保険」の「定期保険」に位置付けされます。万が一、被保険者が死亡したり事故などに巻き込まれ働けない状態になった時、毎月の生活費が年金として受け取れる形になっています。要するに、一家を支える父親や母親が自分自身や家族の為に入るもので、いざという時に保険金を分割で受け取れる「定期保険」になります。メリットとしては死亡時などに、確実に保険金が入る事ですが、基本的には死亡時と高度障害時のみの保障となっているので、失業や一般的な病気などでは受け取れません。よって、デメリットとして本当に万が一の時のみの保険であり、途中解約しても返戻金はありません。返戻金が無い分、割安に加入できる点もあるので、他の保険と比較して契約するのが望ましいです。また、「収入保障保険」と似たものに「所得補償保険」があり、こちらは同じく事故などで収入減少となった場合の補填をする役目です。

収入保障保険の種類

「収入保障保険」の種類は、それぞれの保険会社によって違いもありますが、種類そのものと保険金の受け取り方法の2つで違いがあります。
 ・収入保障保険…死亡時と高度障害時のみ
 ・ガン収入保障保険…死亡時と高度障害時にガン診断確定時も追加
 ・三大疾病収入保障保険…死亡時と高度障害時とガン診断確定に三大疾病確定時も追加

保険金の受け取りとしては、
 ・確定年金タイプ…一定期間は年金として支払われる
 ・歳満了年金タイプ…保険期間終了時まで年金が支払われる
 ・逓増タイプ…年数が経過するほど年金が増加する

収入保障保険の文章・例文

例文1.残された家族の将来を考えると、収入保障保険などを真剣に検討すべきだ。
例文2.収入保障保険は毎月確実に年金として受け取れるので心強い。
例文3.保険会社によっては、三代疾病やガンに該当した場合は収入保障保険の保険料を今後は払わなくて済む場合もある。
例文4.父親や母親が亡くなった場合の生活費となるのが、収入保障保険である。
例文5.医療保険やガン保険と同様に、収入保障保険も最近は検討をしている人が多い。
「収入保障保険」の解説めいた例文です。

収入保障保険の会話例

  • そう言えば、今日ってお父さんの命日じゃない?

  • そうだよ。もう10年ぐらいかな、亡くなって!

  • 当時は生活が大変だったでしょう?

  • 私もそう思っていたけど、母が言うには、収入保障保険に入っていたから、生活は大丈夫だったんだって。父はしっかり者の家族思いだったんだね。

昔亡くなった父親について夫婦の会話で、「収入保障保険」に入っていたお陰で父親が亡くなっても生活には困らなかったと、妻が答えています。

収入保障保険の利用事例

35歳男性が基準年金月額20万円、保険期間と保険料払込期間を60歳までで「収入保障保険」の契約をした場合、仮に途中で亡くなっても、遺族年金として毎月20万円が設定期間まで支払われる。

収入保障保険の関連保険

「収入保障保険」の関連保険には、「所得補償保険」「終身保険」「定期保険」などが挙げられます。

収入保障保険の関連用語

「収入保障保険」の関連用語には、「医療保険」「三大疾病」「解約返戻金」などが挙げられます。

収入保障保険まとめ

「収入保障保険」とは、家族の大黒柱である父親や母親が亡くなり生活が苦しくなるのを防ぐ保険で、年金という形で毎月一定金額を受け取れます。子供が小さい家庭に好評で、最近では死亡や高度障害時のみだけでなく、ガン発覚時などでも保障内容や特約によって受け取れる場合もあります。

 

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