「養老保険」の意味や関連する保険、どんな時に使われるかを徹底解説!

B!

養老保険(ようろうほけん)

生命保険や死亡保険は、詳細は知らなくても何となくいざという時に頼りになると思えますよね。しかし、「養老保険」はその言葉からして高齢者が入る保険と解釈をしていませんか? ですから、若い方などが勘違いをしたまま、スルーという人も多い事でしょう。しかし、「養老保険」とは満期時に死亡保険金と同額を受け取れる事から、かなりお得な保険とも言えるのです。それでは、詳しい解説となります。

養老保険の意味とは

”生命保険”は一般的に”医療保険”・”死亡保険”・”介護保険”・”死亡保障付きの生存保険”に分類でき、この中の”死亡保障付きの生存保険”に該当するのが「養老保険」です。大きな違いとしては、医療保険など他3保険は万が一のリスクに備えるのに対し、死亡保障付き生存保険は貯蓄性が高く、かつ死亡時にも保険金が受け取れる保険となります。よって、死亡保険と生存保険を組み合わせた保険となります。その反面、通常の保険よりも料金が割高になるので、裕福な方が資産形成として加入する場合が多くなります。死亡時や高度障害時には保険金が受け取れ、同様に満期になっても同額給付となるが、一生涯の保障とはならないのがデメリットです。また、インフレリスクや契約期間が短いと解約返戻金が少ないなども考慮すべきです。

養老保険の種類

「養老保険」の種類として、一般的な保険会社で扱う商品には”普通養老保険(養老保険)”と”定期付養老保険”、”一時払養老保険”に分類されます。
 ・普通養老保険(養老保険)…現在の一般的な養老保険
 ・定期付養老保険…死亡時には通常の何倍もの死亡給付金が受け取れる
 ・一時払養老保険…契約時に保険料を全額一括払いする事で満期時の受取金が多くなる
また、日本郵政グループのかんぽ生命保険の「養老保険」は、”普通養老保険”と”特別養老保険”に分類されます。

養老保険の文章・例文

例文1.養老保険を払い続けた父が遂に満期を迎えて、受け取れる保険金で母と旅行に行くと嬉しそうに話していた。
例文2.養老保険は毎月の支払は負担が大きくネックだが、その分で確実に満期保険金が他保険より多くなる。
例文3.貯金感覚でありながら保険のメリットもあるのが養老保険なので、資産形成として優れている。
例文4.満期を自由に設定できるのが養老保険なので、独身者など保険に詳しくないなら10年など短い期間がオススメである。
例文5.養老保険の満期保険金は税金がかかるので、そこは注意が必要だ。
「養老保険」の一般的な文章や詳しく解説した例文となっています。

養老保険の会話例

  • 養老保険って、老人の為の保険だと思っていなかった?

  • 実は私も最初はそう思ったけど、それでは名称が安易すぎるよね。

  • その実体は、死亡保険金と満期保険金が同額となる資産価値が高い保険なんだよね。

  • そうそう。だから、私の父親も入っているよ。私も入りたいけど、今の給料ではちょっと生活が大変だから、もう少し様子を見てからだね。

職場の同僚男女が、養老保険のメリットについて会話をしています。

養老保険の利用事例

35歳男性が保険金額1000万、保険期間60歳までの養老保険を契約した場合、毎月約3万5000円を60歳まで払い続けると60歳になれば満期保険金1000万円を受け取れる。また、途中で死亡などをしても保険金1000万円を家族などに支払われる。

養老保険の関連保険

「養老保険」の関連保険には、「学資保険」「個人年金保険」などの「死亡保障付きの生存保険」が挙げられます。

養老保険の関連用語

「養老保険」の関連用語には、「死亡保障」「高度障害保険金」「満期保険金」などが挙げられます。

養老保険まとめ

「養老保険」とは、生命保険の”死亡保障付きの生存保険”に該当し、死亡保険金と生存保険金の双方を合わせたものになります。よって、死亡時はもちろん、満期時にも死亡保険金と同額を受け取れるので、リスクに備えながらも貯蓄できる面もあるので人気商品となっています。その分で、毎月の保険料が高額になり、満期があるので一生涯保障ではない側面もあります。

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

関連記事

最新の記事はこちらから