保険料払込期間(ほけんりょうはらいこみきかん)
保険に加入する際に意識するのが「保険料払込期間」ですが、保険期間との違いをご存知でしょうか?この違いを知ることで、自分のニーズに合った保険料の支払い方法を選ぶことができます。今回は「保険料払込期間」について、特徴や注意点を踏まえながら解説していきます。
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保険料払込期間の意味とは
「保険料払込期間」とは、保険契約を継続させるために、保険料を支払い続ける期間のことです。ちなみに「保険期間」とは、補償を受けられる期間のことであり、この2つは全くの別物になります。
保険料払込期間の種類
保険料払込期間には、契約から15年間や20年間などの一定期間払い続けるタイプ、50歳や60歳までのように一定の年齢まで払い続けるタイプなどの短期払いと、一生涯払い続ける終身払いがあります。
短期払いは、月々の保険料が高めですが、保険料払込期間終了後は保険料が不要になります。対して終身払いは、月々の保険料が割安ですが、定年退職後も保険料を支払い続ける必要があり、短期払いと比較すると保険料払込総額が大きくなります。
保険料払込期間の文章・例文
例文1.保険料払込期間は保険料を支払い続ける期間のことであり、保険期間とは異なる。
例文2.短期払いは保険料払込期間が一定で、終身払いに比べて保険料払込総額が少なくなる可能性がある。
例文3.終身払いは保険料払込期間が一定ではなく、一生涯にかけて保険料を支払い続ける。
例文4.ライフプランによって保険料払込期間を設定する必要がある。
例文5.保険料払込期間を決める上で重要なのが平均寿命である。
短期払いと終身払いにはそれぞれメリット、デメリットがありますので、それを理解した上で自身のニーズに合った保険を選ぶことが重要です。
保険料払込期間の会話例
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保険の支払い方法って結構迷うんだよな~
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何を重要視してるかで決まるわよ。
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うーん、今お金あんまり無いからな。初期費用をなるべく抑えたい...
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だったら終身払いの保険がいいんじゃない?月々の保険料が安いし。保険料振込期間は一生涯だけど。
終身払いを選択することによって初期における保険料の負担を軽減できます。
保険料払込期間の利用事例
ある保険会社の終身医療保険を例として、35歳時点で月々の保険料が、55歳までの短期払いだと約5,500円で、終身払いだと約3,200円です。80歳時点では、
55歳までの短期払いの総額が5,500円 × 12ヶ月 × 20年 = 1,650,000円
終身払いの総額が3,200円 × 12ヶ月 × 45年 = 1,728,000円
この場合、差額は78.000円で終身払いの総額が短期払いの総額を超えていきます。
保険料払込期間の関連保険
関連保険には、「生命保険」「終身医療保険」などです。
保険料払込期間の関連用語
関連用語には「保険期間」が挙げられます。
保険料払込期間まとめ
保険料払込期間には短期払いと終身払いがあり、それぞれにメリット、デメリットがあるので、一概にどちらが正解かというのはありません。まずはご自身のライフプランを設定し、ニーズを明確にすることで自分にとって最適な保険料払込期間が見えてきます。もし少しでも不安があれば保険会社などの専門家に相談してみましょう。
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