「遺族基礎年金」の意味や関連する保険、どんな時に使われるかを徹底解説!

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遺族基礎年金(いぞくきそねんきん)

家族を養っている人が亡くなってしまったとき、残された遺族は遺族年金を受け取ることができます。またこの遺族年金には「遺族基礎年金」と「遺族厚生年金」があります。今回は2つのうちの「遺族基礎年金」について解説していきます。

遺族基礎年金の意味とは

「遺族基礎年金」とは、家族を養っていた方が亡くなってしまったときに、遺族に支払われる年金のことを指します。遺族基礎年金の対象者は、18歳になった年度の末日を経過していない子、もしくは20歳未満で障害等1級または2級の子です。

遺族基礎年金の支給要件

被保険者または老齢基礎年金の受給資格期間が25年以上ある者が死亡したときで、死亡した者について、保険料納付済期間が加入期間の3分の2以上あることが条件です。

遺族基礎年金の文章・例文

例文1.一家の大黒柱が死んでしまったときに、残された遺族に支援するのが遺族基礎年金である。
例文2.国民年金法と厚生年金保険法に基づいて、遺族基礎年金制度がある
例文3.遺族基礎年金は家族構成によって金額が決まる。
例文4.遺族基礎年金の支給条件は、死亡した人が国民年金被保険者に限る。
例文5.遺族基礎年金は日本の公的年金のひとつである。
遺族基礎年金は、遺族厚生年金とは違い、収入によって金額が決まることはありません。

遺族基礎年金の会話例

  • 年金ってなんのために払うものなの?

  • たくさんあるけどひとつは遺族基礎年金ね。

  • 遺族基礎年金?

  • ええ、年金を払ってないと、もしもの時に遺族基礎年金が支払われないのよ。

遺族年金は万一のときに大変重要なものです。

遺族基礎年金の利用事例

年金額は死亡した者の保険料納付済期間等にかかわらず定額です。遺族基礎年金の支給額は780.100円+子の加算となっており、もらうときは1人目は780.100円として計算し、2人目以降の子に加算額を適用します。ただし、それぞれの年金額は全員の分を合計し、人数で割ったものなので、2人目以降に少なくなることはありません。

遺族基礎年金の関連保険

 
関連保険には「死亡保険」「国民健康保険」があります。

遺族基礎年金の関連用語

関連用語には「遺族厚生年金」「国民年金」「寡婦年金」があります。

遺族基礎年金まとめ

万が一という言葉はよく聞きますが、実際に自分ごとのように考える人はどのぐらいいるのでしょうか。遺族基礎年金は、その万が一のときに、残された遺族の生活を支える非常に重要なものです。家族の状況により受け取れる金額、期限も変わるので、気になる方は最寄りの保険ショップ等に相談してみてはいかがでしょうか?

 

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