全期型(ぜんきがた)
生命保険に加入するときに、「更新型」と「全期型」のどっちにしたらいいんだろう...?という声をよく聞きます。しかし「こちらの方がよい」と単純に答えられるものではありません。まずはそれぞれの特徴を理解することが大事です。今回は2つのうち「全期型」について解説していきます。
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全期型の意味とは
「全期型」とは、契約から保険料振込満了、つまり契約全期間を保険期間にして、途中で更新のないタイプのことです。定期保険であっても、60歳満了と言った長期に渡る契約で、満了まで更新がないものも全期型です。
全期型の種類
全期型の定期保険では、50際満了や60歳満了など、必要な契約期間を予め設定することができます。例えば、20歳で50歳満了の全期型保険に加入した場合、50歳までの30年間を保険期間として、毎月保険料を払います。
全期型の文章・例文
例文1.全期型は、更新型に比べて保険期間中の解約払戻金が多いのが特徴である。
例文2.全期型は、更新型に比べてスタート時の保険料が高く設定されている。
例文3.全期型は毎月同じ額の保険料に対し、更新型は更新時に保険料が変動し、支払額を高くなる。
例文4.保険期間満了まで保険料を支払える見込みがあれば、全期型で加入する方が保険料の総支払額は少なくなる。
例文5.しかし、全期型は途中で更新することが出来ない為、個人のライフプランの変化に対応できない。
全期型のメリット、デメリットについて解説しています。
全期型の会話例
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来年から社会人だし、そろそろ生命保険も決めないとな~
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生命保険に加入するなら、全期型か更新型も考えた方がいいよ。
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それって何が違うの?
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全期型は保険期間満了まで更新はないもので、更新型は逆に更新があるものよ。
ここでは全期型と更新型の違いについて軽く説明しています。それぞれの特徴、メリット、デメリットを比較することが重要です。
全期型の利用事例
月々の保険料が1万円の全期型生命保険に加入した場合、全期型は契約中に保険料が変化する事はないので、20年間で240万円の保険料を支払うことになります。
全期型の関連保険
関連保険には「定期保険」「終身保険」「医療保険」があります。
全期型の関連用語
関連用語には「更新型」「掛け捨て」が挙げられます。
全期型まとめ
全期型のメリットは、(1)保険料が変動しない、(2)更新型に比べて保険料の総支払額が少ない、(3)更新型に比べて保険期間中の解約払戻金が多い、です。対してデメリットは、契約スタート時の保険料が更新型に比べて高く設定されている事です。なので全期型の保険は、保険料の支払いを一定にして安定させたい方にお勧めです。「全期型」と「更新型」、それぞれの特徴を踏まえた上で、どちらが自分に合っているのが吟味することが重要です。
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