「自動振替貸付」の意味や関連する保険、どんな時に使われるかを徹底解説！

自動振替貸付(じどうふりかえかしつけ)

毎月の保険料の支払いが滞ってしまった場合、保険契約を失効となってしまうのでしょうか？実はそのような場合でも保険契約を継続させることを目的とした「自動振替貸付」という制度があります。今回は「自動振替貸付」について解説していきます。

自動振替貸付の意味とは

「自動振替貸付」とは、保険料が支払われなかった際に、一時的に保険会社が解約払戻金の中から保険料を立て替えて、保険契約を継続させる制度のことを指します。

自動振替貸付の種類

(1)保険料の未納から払込猶予期間が過ぎる
(2)自動振替貸付が適応される保険契約であること、適応されない保険契約であれば失効
(3)自動振替貸付が適応されるために十分な解約返戻金があること、なければ失効
(4)自動振替貸付が適応され、保険契約は継続

自動振替貸付までの流れ

例文1.自動振替貸付は、契約が失効とならないために保険会社が保険料を立て替える制度である。
例文2.自動振替貸付は、解約返戻金の中から保険料を立て替える。
例文3.立て替えるために十分な解約返戻金がなければ自動振替貸付は適応されない。
例文4.保険によっては自動振替貸付がないこともある。
例文5.契約者から事前に申し出があった場合は、自動振替貸付は適応されない。
自動振替貸付は自動的に行われるので、不要であれば事前に申し出の必要があります。

自動振替貸付の会話例

• 今月はどうしても保険料が支払えないな～。

• 失効になっちゃうと、もしものときが心配だね...

• そういえば自動振替貸付が適応される保険だった！

• 契約が続いて安心ね！

一時的に保険料支払いにご都合がつかない場合でも契約を継続させることができます。

自動振替貸付の利用事例

月払い契約の場合、自動振替貸付で立て替える保険料は、6ヶ月分保険料額となる。

自動振替貸付の関連保険

関連保険には「生命保険」「終身保険」「終身医療保険」があります。

自動振替貸付の関連用語

関連用語には「解約返戻金」「払込猶予期間」が挙げられます。

自動振替貸付まとめ

保険料の支払いで都合がつかないとき、自動振替貸付で保険契約を継続させることができます。もしくは保険料を減額することで負担を少なくし契約を継続することもできます。しかしこちらは減額された場合、減額の分だけ契約は解約され保障は小さくなるので注意が必要です。