継続受取人(けいぞくうけとりにん)
「継続受取人」が保険用語と聞いても、まずピンとこないものですよね。しかし、保険の場合は被保険者や契約者などの言葉が多く使われ、それらと同じような意味が受取人にはあります。そして、”継続”と付く事から、年金などを当人から代わって受け取る感じがします。そんな「継続受取人」には、どのような意味があるのか調べてみました。
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継続受取人の意味とは
「継続受取人」とは「継続年金受取人」や「後継年金受取人」とほぼ同義で、年金受給中である被保険者が死亡した場合は受取人が変更するので、継続して年金を受け取る人の事です。よくあるのは、年金受取人であるご主人の旦那さんが亡くなった場合は、妻である奥さんが「継続受取人」になります。
継続受取人の種類
「継続受取人」の場合は”年金”の受け取りに対するものなので、一般的には受取人は夫か妻、又は子供のどれかになります。年金受取方法は、一括受取と年金受取の2種類があり、亡くなった被保険者と受取人の関係と受取方法によって、税金の種類も変わります。贈与税となる場合もありますが、大半は相続税・所得税のどちらかになり、一括受取は贈与税や相続税となり、年金受取は所得税となる傾向です。
継続受取人の文章・例文
例文1.父が亡くなり、母が年金を続けて受け取る継続受取人になった。
例文2.継続受取人は年金のみなので、死亡保険金などは適用されない。
例文3.自分が亡くなっても家族を困らせない為、父は高額な保険に入り、結果として継続受取人となった母は毎月安定した年金を受け取り、生活も苦労がなかった。
例文4.保険に加入する時は、被保険者や受取人である継続受取人がどのような意味なのか、最低限理解しておく必要がある。
例文5.継続受取人となったら、税金支払いも頭の片隅に置いておくべきだ。
「継続受取人」をより詳しく解説するような例文です。
継続受取人の会話例
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継続受取人って、要するに夫が亡くなった場合の妻という事だよね。
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まあそうだね。夫が病気などで死亡した場合、年金を妻が受け取るので、それが継続受取人となるんだね。
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ところで、子供でも受け取れるの?
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多分、受け取れるはずだよ。保険商品によって、年金支給年数が決まっているので、その間は受け取れるはず。でも、税金はかかるからね。
「継続受取人」について、男女が会話をしています。夫が亡くなると、妻が年金の継続受取人となるが、子供でも受け取れるのではと話しています。
継続受取人の利用事例
個人年金保険の10年確定年金を受け取って3年の夫が亡くなった場合、妻が継続受取人になると、残り7年分の年金を受け取れる。
継続受取人の関連保険
「継続受取人」の関連保険には、「個人年金保険」「夫婦年金」「終身年金」などが挙げられます。
継続受取人の関連用語
「継続受取人」の関連用語には、「保険金受取人」「死亡保険金受取人」「被保険者」などが挙げられます。
継続受取人まとめ
「継続受取人」とは、保険会社の商品である個人年金の年金受給者が死亡した場合、継続して受け取る人の事です。一般的には夫婦のどちらかで妻となる場合が多く、年金が支払われる期間中は「継続受取人」となります。
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