疾病入院特約
「疾病入院特約」は病気になった時の保障を手厚くするために付けておきたい特約の1つです。
将来、万が一の病気に備えておきたいという方は、ぜひ参考にしてみてください。
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疾病入院特約の意味とは
「疾病入院特約」とは病気を治療するために入院・手術をした場合、入院給付金が受け取れる特約です。
入院といっても病気によるものや、事故や災害による入院とシチュエーションはさまざまです。
保険会社によって、シチュエーションに応じて「疾病入院」と「災害入院」に分けていて、両方に加入しておかないと入院全般をカバーできないケースもあるので注意しましょう。
5日以上の入院をした場合、5日目から入院給付金を支払われるというタイプが多かったのですが、現在は日帰り入院や1泊入院からでも対象となる商品も登場しています。
疾病入院特約の種類
保険会社によって継続5日以上の入院から支払われるもの、日帰りでも支払われるもの、1日以上、4日以上、8日以上と条件が違います。
またご紹介したように、疾病入院と災害入院は別枠としている保険の種類もありますので加入前にしっかりとチェックしましょう。
また、病気や事故により入院し手術が行われた場合の保障については、手術特約という別の特約が必要な保険会社もあります。
疾病入院特約の文章・例文
例文1.病気治療を目的として入院したとき、給付金日額×入院日数の入院給付金が支払われる。
例文2.病気で入院した場合を保障する特約で、病気で所定の日数以上入院した場合に支払われる。
例文3.入院給付金だけでなく、手術給付金も受け取れる場合もある。
例文4.入院給付金全般をカバーするのであれば「疾病入院」と「災害入院」の両方の特約を付ける必要がある場合も。
例文5.日帰り入院、2日目、5日目以上の入院と、保険会社によって支払いの条件が変わる。
疾病入院特約は病気・怪我で入院をした際の保障を手厚くするための特約ですが、保険会社によっては「疾病入院」と「災害入院」の両方を付ける必要があったり、手術をした際には手術給付金が含まれる場合もあれば別枠だったりするケースもあります。
条件は各社によって大きく違うためきちんと確認することが大切です。
疾病入院特約の会話例
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この間、仕事で膝をけがして入院・手術をしたんだけど入院給付金は受け取れるかな?
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受け取れない例として、1:入院日数が所定の日数に満たない場合(5日以上からの入院)や、2:入院日数が支払い限度日数を超える場合(最大100日までなど決められている場合)、3:保障前からの持病や事故を原因とする入院の場合、4:治療を目的としない検査などの入院が挙げられるわ。
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なるほど。じゃあ、僕の場合は仕事で事故に見舞われて入院したわけだから、申請をすれば通る可能性が高いってことだね。
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そうね。とにかく自分で判断せずに申請するって大切なことよ。検査するだけだと思っていたら、検査の次いでにポリープ切除となった→(疾病入院特約に含まれていた)手術給付金が下りるのに気が付かなかったなんてケースも。
疾病入院特約の条件は保険会社によって様々です。
複雑な部分もありますので、自己判断をせずに、とりあえず保険会社や保険の窓口に相談してみるのが良いでしょう。
疾病入院特約の利用事例
病気・ケガで5日以上入院したときが疾病入院特約の利用条件となり、入院1日あたり5,000円で10日入院した場合。
5,000円×入院日数5日(10-5日)=5万円が給付金として支払われます。
疾病入院特約の関連保険
入院に関する関連保険として、災害入院特約、短期入院特約、成人病入院特約・生活習慣病入院特約、ガン入院特約、女性疾病入院特約、通院特約、長期入院特約、退院給付特約、先進医療特約などが関連保険として挙げられます。
疾病入院特約の関連用語
手術給付金・特約・入院給付金などが関連用語として挙げられます。
疾病入院特約まとめ
疾病入院特約はいざという病気の際に入院・手術面の費用を手厚く保障するために+αで付けられることの多い特約です。
保険会社によって該当期間や、災害入院特典も含まれる場合、手術給付金が受け取れる場合と別枠で契約が必要な場合も。
生命保険によってカバーの範囲に差がありますので、しっかりと確認しましょう。
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