
収支相等の原則(しゅうしそうとうのげんそく)
生命保険をはじめとした保険は日常生活に潜む様々なリスクから起こる経済的な負担に備えることが目的であり、加入者がお互いを助け合う仕組みで成り立っています。保険料を算出するのに必要な「収支相等の原則」とは、この仕組みでとても重要な原則です。今回はそんな「収支相等の原則」について解説していきます。
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収支相等の原則の意味とは
「収支相等の原則」とは、契約者全体の保険料の総額、運用利益の合計と、保険料の総支払い、経費の合計が等しくなることを指します。生命保険事業はこの原則に基づいて運営されており、保険料の額はこの「収支相等の原則」と「大数の法則」に基づいて、「予定死亡率」「予定利率」「予定事業費率」を用いて算出されます。
収支相等の原則の計算式
計算式は以下のようになっています。
保険金 × 死亡者数 = 保険料 × 契約者数
収支相等の原則の文章・例文
例文1.収支相等の原則は、生命保険の仕組みでもある。
例文2.生命保険の収支を等しくすることが収支相等の原則である。
例文3.保険料の算出には、収支相等の原則が深く関わっている。
例文4.収支相等の原則は保険会社全体の収支を意味する。
例文5.保険会社全体で収支相等が成立していないため、全体の収支を改善させるために値上げされる可能性がある。
収支相等の原理は、保険会社事業において非常に重要な原理です。
収支相等の原則の会話例
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保険会社って高い保険金を支払ってるのによく破産しないよね。
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それは、収支相等の原理に基づいて運営してるからよ。
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その収支相等の原理って何なの?
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簡単にいえば、保険料の総額と保険金の総額を等しくすることよ。
きちんとしたルールに則って、保険料を適正な水準にしています。
収支相等の原則の利用事例
集団100人いると仮定し、1人につき死亡保険金を100万円と設定し、死亡率が3%の場合、
計算式より 100万円 × 3人 = 300万円
よって保険料は1人あたり 300万円 ÷ 100人 = 3万円 となります。
収支相等の原則の関連保険
関連保険には「生命保険」「終身保険」があります。
収支相等の原則の関連用語
関連用語には「大数の法則」が挙げられます。
収支相等の原則まとめ
生命保険とは、人の生死による損失を保障するものです。この生命保険の仕組みは加入者がお互いに助け合って成立しています。そして年金数理の基本原則の1つでもある収支相等の原則は、この生命保険の仕組みそのものを意味していると言っても過言ではありません。
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