「免責事由」の意味や関連する保険、どんな時に使われるかを徹底解説!

免責事由(めんせきじゆう)

保険会社の生命保険を契約する際に、商品種類や保障金額、支払い金額などは入念に確認をするものですが、「免責事由」まで詳しく調べる人は少ないのではありませんか? ”免責”とは責任を問われないという意味なので、保険会社に保険金支払い義務がなくなるという意味です。それでは、より詳しい解説となります。

免責事由の意味とは

本来は契約者と保険会社が契約を結ぶと、被保険者が事故や死亡をした際には保険会社は保険金や給付金を支払う義務があります。しかし、この義務を逃れるのが”免責”であり、それぞれの理由を”事由”として「免責事由」となります。具体的には、契約時の虚偽、書類の不備、一定期間内の被保険者の自殺、飲酒運転での交通事故などが保険金を支払わない「免責事由」です。

免責事由の種類

それでは、保険会社や商品によっては死亡保険金などが受け取れない「免責事由」となるのは、どのようなものがあるのかまとめてみました。
 ・被保険者の自殺(1~3年以内)
 ・保険金受取人が被保険者を殺害
 ・飲酒運転や無免許運転で交通事故
 ・大地震や噴火など天災(保険金が支払われる場合もあるが状況判断で減額もある)
 ・契約後の待機期間中にガン発覚
 ・契約時の虚偽申告など
また、最近人気のペット保険でも「免責事由」が細かくあるので、加入する際には確認をしてみて下さい。

免責事由の文章・例文

例文1.保険を契約する際には、保険金額など目に入る条件ばかりでなく、免責事由もきちんと確認すべきだ。
例文2.いくら手厚い保障の保険に入っていても、常識外な法律違反をすれば免責事由となって保険金は貰えない。
例文3.飲酒運転を自損事故をした場合、保険金は免責事由で一円も入らないので、とんでもないリスクがある事を知っておくべきだ。
例文4.保険金殺人の場合は受取人であり容疑者が裁判では無罪になっても、免責事由を理由にして支払われない場合がある。
例文5.普通の人で問題がないなら、保険会社の免責事由をあまり気にする必要はない。
「免責事由」をより掘下げた例文パターンとなります。

免責事由の会話例

  • 質問者アイコン

    ねえ、自動車保険の免責事由を調べていたんだけど!

  • 回答者アイコン

    あなたも暇だねー。それで何?

  • 質問者アイコン

    最近高齢者に多い、逆走をして事故を起こした場合はどうなると思います?

  • 回答者アイコン

    それは知っている。確か、重大な過失扱いで保険金は支払われないはず。でも、高齢者が認知症など特別な場合はどうなるんだろうね。

自動車の逆走で事故を起こした場合は「免責事由」になるか、男女が会話をしています。

免責事由の利用事例

生命保険に加入していた被保険者が、5年後に自殺をした場合は免責事由には該当しないので、受取人に保険金が支払われる。しかし、一般的に契約から1年以内の自殺では保険金は免責事由となり、支払われない。

免責事由の関連保険

「免責事由」の関連保険には、「生命保険」「損害保険」「医療保険」などが挙げられます。

免責事由の関連用語

「免責事由」の関連用語には、「死亡保険金」「無過失責任」「告知義務違反」などが挙げられます。

免責事由まとめ

「免責事由」とは、保険会社は被保険者が死亡した際には死亡保険金や給付金を支払う義務があるが、契約違反などを理由にして支払いを免れる事です。具体的には、自殺や飲酒運転、殺害などをした場合は受取人に保険金は支払われません。

 

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